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ボタンのつけ方

 
 
 

ボタンのつけ方はコツを覚えれば簡単です!

 
 

​材料

​○糸

ボタンをつけるときの糸は、太めで丈夫な「ボタンつけ糸」が適しています。

​ボタンの大きさや生地の薄さにより少し細い手縫糸でも使えます。

 
 
 
 
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コート・ジャケット

​等厚生地

 
 
 
 

ワイシャツや薄手の生地

 
 
 
 

ボタン付け糸20番

2本どり​

​※生地の厚さにより1本どり

 
 
 
 

手縫い糸

2本どり

 
 
 
 

​○針

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針は太めの糸を通すので、普通地用(三ノ二),やや厚地用が適しています。

​※絹用は細いので使いづらいです。

 

○ボタン

​2つ穴、4つ穴、足つきボタン(金属)

表面

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裏面

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​付け方

​① 玉結びを作り、糸を表から布に通す

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② 針で布をすくい、布の裏に糸を通す(返し縫い をする)
​ こうすることで縫いはじめがしっかり固定されます
 

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③ボタン穴に下から針を入れて引き抜き、隣の穴に引き入れる。
 生地を2mmほどすくう。すくう箇所はボタンの穴の間隔より少し狭くとる。
 このとき糸をぎゅっと引かず、ボタンの裏に2〜3mmゆるみを残しておきます。これが  「糸足」となります
 ※この「糸足」の長さもボタンや生地の厚さによります。
  ブラウスや薄手のもの:2〜3mm
  コートやジャケット等:3〜5mm

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​④別のボタン穴へ糸を通す
 ③で2〜3回穴に通したら、別のボタン穴へ糸を通し
 こちらも2〜3回繰り返す。
​ こちらもボタン裏に2〜3mmのゆるみを残しておきます

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※ちなみに生地の裏側は、なるべく1ヶ所に針を通すようにするとスッキリ綺麗になります。

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⑤ボタンの付け根の糸足に、上から下方向に並べて3〜4回巻きつけます。
 布の暑さによって5〜8回と調整します。
 その時の手つきが親指と人差し指でボタンを持ち上げるとやりやすいです。

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⑥糸足の糸を引き締める
​ 糸足を巻き終わったら、糸で輪を作って針を通し、ボタンの付け根を引き締めます。

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⑦糸足の中に針を通す
​ 根元に針を指します。

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​⑧玉止めをし、布の裏に隠して完成

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​応用編

​いろいろな付け方で可愛くなります

色違い
クロス
四角
鳥の足
​N字

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​実用編

前のボタンが付いていたところにどう付けるか?

コートやシャツ等、ボタンが取れてしまったときの付け方です
 

​①ボタンが取れるとこのように、前の縫い目がついているので綺麗に取り除きます。

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​表側

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裏側

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取り除いたところ

②縦に川の字につけたいので、針を縦に布地に通します。
​ 後は先程のボタン付け方法と同じです。

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​③完成です。他のボタンと同じように、川の字になりました!!

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ボタン付け箇所

​表側

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裏側

ボタン付け箇所

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